オトナも読んで楽しめる絵本【よるのねこ】

 

ルーニー
今回は【よるのねこ】を紹介するよ


ポポ
私たちにはヒ・ミ・ツがあるのよ♪

どうして猫は昼間にいつもスヤスヤと寝ているのでしょう。

実は猫には秘密があるのです。

それは・・・。

 

今回は猫の秘密をユーモラスに描いた絵本、【よるのねこ】をご紹介いたします。

こんな方におすすめ
  • 子どもと一緒に楽しみたい
  • 絵本をたまには読んでみたい
  • 猫のイラストが好き

目次

よるのねこ( 大日本図書 )

生涯絵を描き続けた芸術家

著者は、アメリカの画家・イラストレーターのダーロフ・イプカー。

 

両親が画家という恵まれた環境のなかで才能を開花させた彼女は、結婚や子育てをしながらも絵を描き続け、2017年に99歳で亡くなるまで多くの作品を残しました。

 

作品はニューヨークのメトロポリタン美術館、ホイットニー美術館などに収められているとのことですごいですね。

魅力① オトナが読んでも楽しい構成

絵本というと子ども向けと思われがちですが、この【よるのねこ】は大人も楽しめる作品です。

絵本ですから文章は平易で短いですが、テンポよく進み、何といっても絵の持つインパクトと作品の構成が見事なのです。

 

「夜の猫ってもしかしたらこんな感じなのかな?」なんて、想像力がかきたてられるような内容は子どもだけでなく大人もワクワクすることでしょう。

 

魅力② 鮮やかなイラスト

ぜひ、表紙をご覧ください。
暗闇に浮かび上がる色鮮やかな家々に、しっぽをピンと立てた猫が一匹。
とても可愛くないですか?
この【よるのねこ】はとてもカラフルな色合いの絵が印象的な作品です。
不思議な魅力にあふれた絵ばかりで、初めて見るのにどこか懐かしさを感じるのはきっと私だけではないはず!
まるで子どもが描いたかのような素朴さとのびやかさ、鮮やかで独特な色彩、大胆な構図。
ページをめくるたびにパッと目に飛び込んでくる絵の迫力や魅力は、大人になった今だからこそ楽しめるような気がします。
猫はもちろん、動物たちがたくさん登場するのですが、どの動物も愛くるしいのでぜひご覧ください。

ポポ
主人公の猫は、私にちょっと似てるのよ♪
あまりにも表紙の絵が素敵なので、飾っておきたくなってしまいますね。

まとめ

日本で最初に発行されたのは1988年ですが、これまで繰り返し重版されているのはそれだけ魅力ある作品で世代を超えて愛されているからでしょう。

お子さんへの読み聞かせにはもちろん、大人の方の絵画の鑑賞にもおススメの絵本です。

ご興味がある方はぜひお手にとってみてはいかがでしょうか?

 


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