ツボ押しを始める前に知っておきたい!犬・猫の1寸の測り方

今回は、犬と猫の「寸」の測り方について話をしていきます

ポポ
ヒトと犬や猫では違いがあるのかしら?
気になるわ!

では、早速本題にいきましょう!

目次

犬や猫の「寸」

ツボを探すときの目安として、「寸」という単位が使われることを別記事でお話しました。
もし読んでいないようであれば、そちらを先に読んでくださいね。
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ヒトの場合は、施術を受ける人の指の幅(長さ)がその人の「寸」になるといわれていますが、そうはいっても人間同士の体格の差はたかが知れていますので、施術者と被術者との間で寸に劇的な違いは生まれづらいのが実際のところです。
一方、犬や猫の場合はどうでしょうか。
特に犬は、チワワやトイカッププードルのような5kgにも満たないような小型犬もいれば、グレートピレニーズやセントバーナードのような50kgを超える超大型犬もいて、体格がまったく違います。
その体重差、なんと10倍以上!
場合によっては20倍なんていうこともあるかもしれないですね。
これだけ体格差があるので、ツボ探すときにチワワの寸をグレートピレニーズに当てはめたり、逆にグレートピレニーズの寸をチワワに当てはめたりするのはナンセンスだということがおわかりいただけるかと思います。
そこで大切になってくるのが、そのコ固有の1寸の長さを知ることです。

うちのコの寸を知る簡単な方法

犬や猫の「寸」の知る方法はいくつかあるのですが、おすすめなのは後肢(後ろ足)の骨を目安にするもの。
肩甲骨や前肢(前足)の長さから「寸」を導き出す方法もあるのですが、骨格を把握していないとわかりづらかったり、動物が動くと正確に測れなかったりと、なかなか測定が難しいのです。
それに比べて、後肢(後ろ足)を使う方法は簡単です。

測る場所はココです
ココは踵(かかと)と呼ばれる部分なのですが、踝の骨の横幅がそのコ固有の1寸です
ここでポイントとはなるのは、測るときにはものさしや定規を使うのではなくて、自分の指を指標にすること
指を指標にしておけば、いちいち定規などの道具に頼らずともパッとツボ探しができるのでとても便利です。

ポポ
自分のどの指と踝の骨の横幅が同じかを把握すればいいのね!

まとめ

うちのコのツボを探しに必要な1寸の測り方についてお話してきましたが、いかがだったでしょうか?
「寸」という慣れない単位も出てきてなんだか難しい感じがしてしまいますが、実際にそのコ固有の寸を知る方法はとっても簡単!
ツボ押しを始める前にぜひ一度測ってみて下さいね!

次回、お楽しみに!
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