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ペットのお悩みにも使える、思考整理術のブレインダンプとは?

ルーニー
今回はブレインダンプのはなしだよ

ポポ
何それ?おいしいの?
こんな方におすすめ
  • 頭のなかがモヤモヤとしてスッキリしない
  • 漠然とした不安、不満がある

 

生活をしていると、頭のなかを悩みや不安がモヤモヤ、グルグルすることがありますよね?

そんな困った状況を打破してくれる方法の一つに、ブレインダンプというものがあります。

 

brain dump

brain : 脳
dump : 投げ捨てる

直訳すると「脳を投げ捨てる」というなかなかにおもしろい言葉ですね。
どのように取り組めばいいのか、早速見ていきましょう!

ブレインダンプのやり方

ブレインダンプのやり方は、いたってシンプル。

用意するものは、紙と筆記用具

この2つが準備できたら、あとはひたすら紙に思いついたことを書くだけです。

とっても簡単ですよね。

紙はメモ帳のような小さめのものよりは、のびのびと書けるサイズがおすすめ。

 

悩みごと、考えごとの原因がわかっているならば、それをテーマにひたすら書くもよし。

はっきりしていなければ、頭に思い浮かんだことを書けばよし。

 

キレイな文章でなくてOK!

単語だけでもOK!

感情も書いてOK!

 

ポイントは、ダラダラやらずに短時間で集中して行うということ。

目安は5~10分です。

とにかく書いて、書いて、書きまくりましょう!

書き終えたあとは? 

ブレインダンプを終えると、多少は頭がスッキリした感覚があると思います。

これだけでも効果があるといえますが、ここからがブレインダンプの本領発揮です。

仕分け

書き出したものを見直し、仕分けをしていきます。

その時々によって仕分け方が違うので、一例を挙げてみます。

 

●仕事とプライベート

●家族と自分

●自分でコントロールできることとできないこと

 

自分で書き出したものをじっくり眺めて、どのようなグループにしたらいいかを考えましょう。

優先順位をつける

仕分けが終わったら、仕分けたグループ内で優先順位を考えます。

全体を俯瞰することで、緊急度重要度がわかりますし、逆にこれはどうでもいいなというのも出てきます。

優先順位がハッキリしたら、TO DOリストに整理して書き直すのもいいですね。

 

内容を精査したあとは、自分でできることを実行するのみです。

コントロールできないことは手放す

語弊のある表現かもしれませんが、ブレインダンプは前向きにも後ろ向きにも使える便利な思考ツールです。

やりたいことや夢を発掘するような前向きな使い方。

悩みや不安を解消する後ろ向きな使い方。

 

私がブレインダンプをするうえで重要だと思うのは、自分でコントロールできることとできないことを区別することです。

 

例えば、他人、病気、災害、未来、世のなかはコントロールできません。

ですから、これらについて悩むのはあまり得策ではありません。

もちろん、少しでもよい結果になるように対策はできますが、思い通りにならないということを忘れ、どうにかしようとすると苦しくなります。

 

私たちができるのは、自分がコントロールできる範囲でベストを尽くすことだけ。

自分ができることを精一杯したならば、極端にいえばそれ以上悩んでもムダなのです。

 

悩んでも悩まなくても同じなら、楽しく過ごしたほうがいいと思いませんか?

ペットの悩みにも使える

ブレインダンプは、ペットについて悩んだときにも使えます。

漠然と悩んでいたものが、書き出してみると理由が鮮明になってきます。

 

ペットが病気や要介護になったとき、もし悩んだら使ってもらいたいです。

治療方針、お金、家族との関係…などなど、自分ではあまり意識していなかった悩みの正体を明かすことができます。

 

信頼できる獣医師などの専門家や気の置けない友人がいれば相談相手になってもらえるといいのですが、デリケートな内容も含まれるのでなかなか難しいケースもあるでしょう。

 

そのようなときに、自分の悩みをしっかりと見つめ、解決する糸口として、ブレインダンプはよきパートナーになってくれるはずです

 

私の経験としての話ですが、ペットが病気になったとき、自分のせいだと責める飼い主さんは少なくありません。

もっと日ごろからケアしていれば。

もっと早く気がついていれば。

気の毒になるほど、本当に悩まれています。

 

病気にならないように日ごろから食事に気をつけたり、運動習慣を取り入れたりすることは自分でコントロールできること。

それでも病気になるときは病気になりますし、どうしようもありません。

 

病気になったときも、できる範囲でケアをする。

それでもやはり病気が進行してしまうときは、コントロールの範囲を超えているので、冷たい言いかたになるかもしれませんが、それ以上悩んでも仕方ありません。

 

その時々で、できることに尽力したならば十分なのです

 

自分がコントロールできる範囲外のことで悩んでいませんか?

悩んだときは、俯瞰するためのツールとしてブレインダンプを使ってみてください。

 

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まとめ

いかがだったでしょうか?

 

私は心配性で、あれこれと先回りをして不安になるタイプなのですが、ブレインダンプをときどきやるようになって、最近はいい意味で「やることはやった」と諦観を身につけつつあります。

 

前向きにも後ろ向きにも使える、有用な頭のなかの整理術なので、気になった方はぜひ挑戦してみてくださいね。

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