ルーニー
今回は【まんがで読む 教えてドクター! 猫のどうする!?解決BOOK】を紹介するよ
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ポポ
マンガだったら、わたしも読めるかな
猫と暮らしてみたい人も、すでに一緒に暮らしている人にもおすすめしたいのが、今回ご紹介する【まんがで読む 教えてドクター! 猫のどうする!?解決BOOK】です。
こんな方におすすめ
- 猫を飼いはじめる前で、猫との暮らしの実際に興味がある
- 猫との暮らしているなかでのトラブルの解決方法を知りたい
- 堅苦しいものは苦手だけれど、猫について勉強をしたい
まんがで読む 教えてドクター! 猫のどうする!?解決BOOK(日東書院)
人気猫雑誌「猫びより」(辰巳出版)に2010年から連載されていた「かぎしっぽな日々」を1冊にまとめた本です。
実録マンガと獣医師のアドバイスがセットになっています。
作者は西宮三代さん、マンガはホシノユミコさん、監修は獣医師の兼島孝さんが担当しています。
特徴① マンガ&獣医師のアドバイス
本書の特徴は、実録マンガと獣医師のアドバイスがセットになっていることです。
獣医師が獣医療、しつけについて解説している本はたくさんあります。
そのような本もやさしい言葉で書いてはあるのですが、どうしても内容が単調で途中で飽きてしまった…という人もいるでしょう。
しかし、【まんがで読む 教えてドクター! 猫のどうする!?解決BOOK】は実録マンガについて獣医師が補足やアドバイスをするという構成。
ややかたくなりがちな獣医師の説明もすんなりと頭に入ってきます。
作者の西宮さんが猫を飼いはじめたのは1994年、連載開始は2010年。
現在の獣医療や一般的な飼育方法に照らし合わせると違和感がある部分もありますが、その点については補足できちん説明が加えられているので、問題なく読むことができます。
むしろ、たった30年に満たない間に獣医療や猫の飼育についての「常識」がこれほど変わったのだということがよくわかり、興味深いものがあります。
特徴② 『猫あるある』が網羅
物語は、作者の西宮さんご夫妻が自宅アパートの裏庭で子猫を保護するところから始まります。
そして、子猫の離乳、トイレ問題、ワクチンと子猫にまつわるさまざまな問題から、老いて看取るまでの『猫あるある』なテーマが全部で57話繰り広げられています。
実話に基づいたマンガに対して獣医師がアドバイスをプラスするという形式なので、獣医師目線の本と比べて、猫飼いの『リアルな悩み』について取り扱われているのが特徴です。
他の本ではあまり見かけない、『猫と赤ちゃんとの共存』、『引っ越し』のようなテーマもあります。
57話もあると途中で挫折しそうな気もしますが、マンガ担当のホシノユミコさんが可愛らしいマンガに仕上げているので、猫に関する問題解決法を飽きることなく楽しみながら学ぶことができます。
これから猫を飼ってみようかと検討している人は、「こんなに大変なのか…」と思うのか、「すごく楽しそう!」と思うのか、分かれるところな気がしますが、猫との暮らしで起こりうることを知っておくためにも本書はおすすめです。
まとめ
マンガ部分だけであればお子さんでも読むことができますので、家族みんなで読んで知識を共有することもでき、コスパがよい一冊です。
「猫について勉強したい。でも、難しいのはちょっと苦手」という方でもマンガのおかげでとっつきやすいと思います。
興味がある方は一度、【まんがで読む 教えてドクター! 猫のどうする!?解決BOOK】をお手にとってはいかがでしょうか。
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