- 猫に関する幅広いテーマの本が読みたい
- 成猫~老猫の暮らし、健康のコツを知りたい
- 文字よりもイラストが多い本が好き
目次
ネコのカラダにいいこと事典(世界文化社)
監修は、臼杵新さん。
獣医師で、埼玉県さいたま市にあるウスキ動物病院の院長をされていらっしゃいます。
「動物と飼い主の両方を幸せにする治療」がモットーとのこと。
【ネコのカラダにいいこと事典】の他にも、ご自身で書かれた著書や監修本を複数出版されています。
猫の暮らしについて幅広く解説
【ネコのカラダにいいこと事典】は、4章から構成されています。
第1章 健康管理で愛猫を守る!ネコの「生活」
第2章 楽しんでますます元気に!ネコの「遊び」
第3章 シニアになっても明るい毎日!ネコの「老い」
第4章 ならないように気をつける!ネコの「病気」
ネコのカラダにいいこと事典
第1章 健康管理で愛猫を守る!ネコの「生活」
第2章 楽しんでますます元気に!ネコの「遊び」
第3章 シニアになっても明るい毎日!ネコの「老い」
第4章 ならないように気をつける!ネコの「病気」
3つのPOINT+イラスト
事典と聞くと、文字がビッシリのものを想像してしまい、「ちょっと苦手だな」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そのような方も、ご安心ください。
こちらの【ネコのカラダにいいこと事典】は、事典は事典でも、堅苦しさはいっさいナシ!
むしろ、イラストが多めのやさしい内容に仕上がっております。
各テーマについは、要点が3つのPOINTとしてまとめられているので、読むのも理解するのもわかりやすくなっているのも嬉しいところ。
「字がたくさんの本は読むのが大変」という方でも、気軽に手に取っていただけるのではないでしょうか。
長生きするヒントが凝縮
【ネコのカラダにいいこと事典】のサブタイトルは「ウチのニャンコが長生きする!」となっており、全体を通して、成猫~老猫向けの内容が多い印象です。
子猫を初めて飼うような方で、子猫の育て方や避妊・去勢、予防接種などについて勉強をしたいという場合は別の本を当たることをおすすめします。
また、幅広いテーマを扱っているがゆえに、それぞれの項目はアッサリとした内容になっています。
しかし、これは見方を変えれば要点をぎゅっと凝縮しているともいえます。
サクッと要点だけ押さえたいという方にはピッタリですね。
もし、【ネコのカラダにいいこと事典】を読んでもっと詳しく知りたいという場合には、それに特化した本を別途読んだり、ネットで調べたりと、内容を掘り下げるとよいと思います。
巻末に参考文献が載っていますので、そちらを読むのもいいですね。
まとめ
「猫のことについて勉強したいけれど、どこから手を付けたらいいのかわからない」という場合に、勉強のとっかかりとして便利な本ではないでしょうか。
分厚くない本ですので、気軽に手に取っていただけると思います。