よ~く見てや
目次
カビが生える原因は?
カビは空気中のどこにでもいる微生物です。
じめじめした日本の梅雨から夏の時期やしめきった部屋などでは、どこで発生してもおかしくありません。
カビが生える条件は主に3つです。
条件① 温度
カビは20~30℃でよく繁殖します。
夏のような季節だけではなく、換気の悪い場所や温かな場所は季節関係なく注意が必要です。
条件② 湿度
カビはジメジメ、水分が大好きです。
梅雨のようなしっとりとした季節はカビが生えやすい季節です。
それ以外にも、冬の窓ガラスにできる結露や洗濯物の湿気なども原因となります。
猫のおしっこも水分なので、湿度を上げるもとになりますね。
条件③ 栄養
カビはなんでも栄養にしてしまうたくましい生物です。
有機物はほぼ対象になります。
食べものはもちろん、ホコリ、石鹸カス、シャンプー、髪の毛、体から出る垢なんていうのも栄養にしてしまいます。
猫のウンチ、おしっこは有機物なので、栄養源となります。
カビが生えたトイレ砂&トイレ本体の対処法
トイレ砂
とりあえず、全捨てです。
目に見えるものをひとつひとつ捨てても、周りの砂にもすでにカビは広がっています。
ひとつひとつ摘発しても、イタチごっごになるので、あきらめて一度カラにします。
トイレ本体
トイレ砂を取り除いたら、今度はトイレ本体にとりかかります。
①水&洗剤でよく洗う。
カビは目に見えないうちに広がっているので、丁寧にしっかりと洗います。
洗剤すらもカビの栄養になるので、すすぎはしっかりと!
②しっかりと乾かす。
洗った後は、しっかりと乾燥させて水分をなくすことが大切です。
中途半端に湿った状態でトイレ砂を入れてしまうと、またカビが生えてしまいます。
水分を拭きとるだけでなく、できれば日光に当てて、しっかりと乾かすのが安心です。
③アルコール消毒をする。
やっかいなカビですが、実はアルコールで退治することができます。
しっかりと乾燥させたあとにアルコールを吹きかけておくと、ダメ押しになります。
猫トイレの多くはプラスチックでできているので、アルコールをかけても問題ないことが多いですが、それ以外素材のトイレを使っている場合には少し吹きかけて変色をしないかどうかを確かめてからにしてみてくださいね。
また、アルコールは害が少ない消毒液ですが、猫はキライです。
アルコールスプレーを使うときは、猫の近くでしないようにしましょう!
カビが生えないための予防策
うんち、おしっこの処理はこまめにしっかりと
基本中の基本ですが、これがやはり大切です。
おしっこが染みた細かい塊のトイレ砂が残らないように、丁寧に取り除きます。
我が家のトイレは四角形で、四隅の掃除が甘くなりがちなので、特に気をつけています。
トイレ砂全交換の頻度を増やす
トイレ砂の全交換の頻度で推奨されているのは、月に1~2回。
我が家は、3つのトイレをローテーションで月1回ずつ全交換&洗浄していましたが、月2回にしました。
トイレの場所を変える
トイレを設置している場所があまり風が通らず、湿気がこもりやすい場所だったので、場所の見直しをすることに。
猫がよく通る場所で、風が抜ける場所にして、湿度対策をしました。
トイレを日光浴させる
カビの原因はなんといっても湿気。
少しでも湿気を飛ばすために、お天気がいい日は窓辺の近くにトイレを置いておくことにしました。
日に当てると、やはり砂がカラッとする気がします。
ほかにも、除湿器を使って空気中の湿度を下げるのもよさそうですね。
まとめ
トイレ砂にカビが生えるというショックな出来事を反省して、トイレのカビ予防対策についてまとめてみました。
対策をして以降、幸いにもトイレ砂にカビは生えていません。
もし同じような経験をされた方のお役に立てれば幸いです。