1冊で猫の暮らしをぐ~んとアップ!【猫にいいこと大全】

ルーニー
今回は【猫にいいこと大全】を紹介するよ


ポポ
いいことって、何かしら?
愛する猫のために暮らしをよくするための知識がほしい。
でも、堅苦しい本や分厚い本は苦手。
そもそもそんなに本を読む時間はとれない!
そんな多忙な現代を生きる猫飼いさんにおすすめしたいのが、今回ご紹介する【猫にいいこと大全】です。
こんな方におすすめ
  • 猫を初めて飼う
  • 猫に関する幅広いテーマの本が読みたい
  • 忙しいけれど、少しでも猫について勉強したい

目次

猫にいいこと大全(主婦の友社)

監修は、監修は茂木千恵さん、荒川真希さんのお二人です

 

茂木さんは獣医師で、ヤマザキ動物看護大学にて准教授をされています。

大学での教育活動のほか、猫や犬の問題行動の治療カウンセリング、問題行動予防のための調査研究などを行っています

 

荒川さんは認定動物看護師で、ヤマザキ動物看護大学の助教をされています。

猫の泌尿器疾患予防栄養学的側面から研究し、動物看護学の実践的教育を行っています。

猫の暮らしについて幅広く解説

【猫にいいこと大全】は、4章から構成されています。

1章 猫の体にいいこと

2章 猫の心にいいこと

3章 猫とのコミュニケーションにいいこと

4章 猫の暮らしにいいこと

猫にいいこと大全

1章 猫の体にいいこと

1章で扱うテーマはこちら。
・睡眠
・食事
・ダイエット
・水分
・排泄
・トイレ
・運動
・グルーミング
・健康管理
・新型コロナ
・東洋医学

飼い主さんが気になるような猫の体に関することは、ほぼ網羅されているのではないでしょうか。

気になる新型コロナと猫の関係や、東洋医学ということについてまで説明されているのはいいですね。

2章 猫の心にいいこと

2章は、のびのびとした心のかしこい猫を育てるためのヒントが詰まった章です。
次のテーマが扱われています。
・心の基本
・性格
・社会化
・ストレス
・脳
・記憶
猫の基本的な性格やボディーランゲージ の見方など、押さえておくと普段の生活に役に立つ内容がたくさんとなっています。

3章 猫とのコミュニケーションにいいこと

3章で扱われるのは、次のテーマ。

・コミュニケーションの基本
・ふれあい
・遊び
たった3つだけですが、猫飼いさんの憧れ、猫に好かれる飼い主になるためのふれあい術をまとめたとても大切な章!
撫で方、話しかけ方、近づき方、遊び方などについて説明されています。
この章を読むと、ついついやってしまいがちな人間勝手な愛情表現を反省させられます。

4章 猫の暮らしにいいこと

4章は猫の毎日を豊かにする情報を集めた章です。
次のテーマについて書かれています。
・生活リズム
・健康づくり
・道具・グッズ
・お出かけ
・留守番
・引っ越し
・いざというとき

この他にもコラムや「猫あるあるの行動を探る」のページもあります。

巻末の「猫あるあるの行動を探る」というコーナーは、なるほど納得、読んでいてとても面白いです。

今まで気になっていた猫の不思議な行動がよくわかります。

おすすめポイント① 幅広くぎゅっと凝縮

【猫にいいこと大全】は、猫の体、こころ、暮らし、そしてコミュニケーションなどの幅広いテーマを扱っています。

これを一冊読めば、基本的な猫と暮らすうえで気をつけるポイントはほぼ押さえることができます。

猫と初めて暮らす方にはピッタリですね。

最新の研究情報を踏まえているため、昨今特に気になる新型コロナなどの情報も含まれているのもいいです。

 

ただ幅広い内容を一冊で扱っているため、具体的な説明がもの足りないところもあります。

例えば、爪切りについては具体的に細かいやり方は書いていません。

もし実践例が知りたい方は、別の書籍やインターネット上の動画など見て補うといいでしょう。

おすすめポイント② 1テーマ1ページ

タイトルは「大全」となっていますが、ページは全部で207ページとそれほど分厚くありません。

あまり本を読むのが得意ではない方でも、抵抗なく手に取っていただける厚みだと思います。

 

また、原則として、1つの話題が1ページに収まるようになっています。

文章も優しい単語が使われているので、スイスイと読むことができます。

最初から順番に読んでもいいですが、興味があるテーマから読んでも大丈夫。

忙しくて本を読むのにまとまった時間をとれなくても、ちょっとした空き時間を使ってコツコツと読み進めることができて便利です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

【猫にいいこと大全】は、猫の健康や生活についてわかりやすくまとめられた本です。

猫のことについて幅広く学べる本をお探しの方にピッタリではないでしょうか。

分厚くない本ですので、気軽に手に取っていただけると思います。


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