親近感、湧くわ~
- 流行した家事テクニックについて何となく学んでみたい
- 子育てをしながらの家事のコツを知りたい
- 家事は面倒くさいけど、できれば楽しんでみたいと思っている
目次
主婦力ゼロからのやってみた家事(大和書房)
著者は人気インスタグラマーのマルサイさん
著者はインスタグラマー、イラストレイターのマルサイさん。
インスタでは、3人の男の子を育てながらの生活について発信しており、人気となっています。
子育てについて書いた本も人気のようですね。
特徴① 実際に試した結果、本当に続けられる家事を紹介
家事は生きている限り終わりがないもの。
それ故か、いつの時代も家事は主婦(主夫)を悩ませ、それを解決すべく、新たな家事テクが生み出され、ブームになり、やがて消えていきます。
マルサイさんはご結婚されるまであまり家事をする機会がなかったそうで、妊娠を気に家事に目覚め、そこから怒涛の家事チャレンジをしていきます。
ブームになった家事テクはほとんど網羅したのではないかと思うほどいろいろな方法を試されていますが、ことごとく失敗。
手間だったり、コストだったり、と失敗の理由は様々ですが、赤裸々に描かれた失敗歴は共感をよびます。
そんなマルサイさんが数々の家事テク遍歴を経て、今現在自分が無理なく続けられるテクニックを紹介してます。
内容は5つの分野に分けられて紹介されており、それぞれの章のはじめにマンガがついていて、楽しく読めます。
①料理
②整理・収納
③掃除
④洗濯
⑤育児
インターネットにあげられる方々を見ると、『丁寧な暮らし』、『シンプルな暮らし』をされているどこにも突っ込みどころがない素敵なものばかりで、「それに比べ自分は…」と落ち込みたくもなりますが、マルサイさんの本を読むと、こんな自分でもいいんじゃないかと癒される(許される)気がします。
とは言っても、私からするとマルサイさんの暮らしは十分オシャレで素敵です…。
特徴② ほっこり和むイラスト&マンガ
家事テクニックの紹介もさることながら、マンガとして読んでも面白いのがこの本の特徴です。
ほのぼの系のイラストで描かれる日常の風景にくすりと笑えます。
マルサイさんは猫も飼っているようで、ちょこっとだけ登場する猫のイラストがとても可愛いのです。
特徴③ 面倒くさがりを肯定
どっちがより面倒くさくないか
私の面倒臭がりはもはや武器である
本のなかに登場する、この2つの名言に私はしびれました。
まとめ
追記
マルサイさんは体のバイオリズムを尊重して過ごされているそうで、低迷期の過ごし方として『ずんだれるのを許す』というフレーズがあったのですが、はじめて聞いた言葉なので調べてみました。
ずんだれる
意味 ・だらしがない様子
・ずれて垂れさがっている様
・「ずん」は「垂れる」を強調している
・山口以南、九州一円で使われている
つまり、『ずんだれるのを許す』ということは、多少だらしがなくっても、家事を手抜きをしてもOKということですね。
勉強になります。