高い所にも飾れるから
ペットがいても楽しめるわね
- ボタニカルリースについてはじめて学んでみたい
- 身近な植物を利用したリース作りに挑戦したい
- 季節を感じる植物を生活に取り入れたい
目次
季節を感じるボタニカルリース(ナツメ社)
著者はガーデンデザイナー、プランツスタイリスト、ボタニカルリース作家
著者は植物に関して幅広くお仕事をされている、唐津攝子さん。
庭などを剪定した際にゴミとなってしまった植物たちに新たな命を与えたいという思いから、リース作りを始められたとのことです。
そのためか、先生の紹介するリースは、お花屋さんでわざわざ花を買ってきて作るようなものではなく、どこにでもありそうな植物から仕立てられていて、植物に最後まで愛情を注いているのが伝わってきます。
特徴① 身近な植物で作れる
特徴は何といっても、身近な植物を使ったリースの作り方がふんだんに紹介されていることです。
わざわざお金をかけてお花屋さんに行かなくても大丈夫。
庭に生えている樹木の剪定や切り戻しで出た枝、雑草、公園におちている散り花や実、野菜の食べない部分など、私たちがふだんの生活で見落としているようなものを使って仕立てていきます。
その植物の面白さや魅力を、新鮮な視点で発見できるかどうかー。
植物とじっくり向き合うことで、独自の美を想像するのが
ボタニカルリース作りの楽しさです。季節を感じるボタニカルリース
捨てればただのゴミになってしまうものにでも魅力を見つけようというのは、なんともエコで優しい発想。
なにかと慌ただしいなかでも、このように植物とゆっくりと向き合う時間を作るというのは、お金をかけずとも豊かな暮らしの一歩のような気がします。
特徴② 詳しい説明
特徴③ 豊富な例
リースだけではなく、スワッグの作り方まであり、なんと全部で90種も掲載されているそうです。
これだけあれば、一年中、リース作りが楽しめますね。
どのページを見ても優しい雰囲気のリースが並び、創造意欲が湧いてきます。
特に私の興味を引いたのが、天井から吊り下げるシャンデリアリース。
材料を見てみると、いわゆる雑草ばかりで、派手さはどこにもないのになんと魅力的なことか!
こんな大物を作れるようになるには、かなりの鍛錬が必要だと思われますが、憧れてしまいます。
まとめ