猫の落としもの

我が家の猫さん達は、ただいま換毛期のまっさかり。

猫の換毛期は一般的に年に2回で、冬の寒さが和らぎ温かくなってくる3月ごろと、寒さが少し強まってくる11月ごろといわれております。

エアコンなどで温度管理された部屋で暮らしている猫の中には換毛期がはっきりしないコも少なくないのですが、我が家の場合は遅めの換毛期が到来した模様です。

 

掃除をしてもしても、そこら中に猫の毛がフワフワ。

朝起きたときにスリッパにごそっと抜け毛がくっついていたのには流石にげんなりしましたが、猫にとっては大事な衣替えなので人間が対処するしかありません。

朝な夕なと、ほうきで床を掃き、カーペットをコロコロ。

 

そんな折、カーペットにくっついたフワフワな毛のなかに、一本立派なものを発見!

よく見たら、ヒゲでした。

おかしいかもしれませんが、根元から先までキレイな状態のヒゲを見ると、なんだか嬉しくなってしまいます。

ヒゲの役割

鼻周りに左右12本ずつ生えているヒゲですが、単に可愛らしいだけのものではなく、きちんと役割があります。

平衡感覚を保つ

猫は視力が弱い動物で、ヒトの約1/10程度といわれています。

その視力の弱さを補っているのがヒゲ。

猫のヒゲは僅かな空気の流れを感じることができるほど、繊細で高機能!

そのヒゲによって得られた情報をもとに平衡感覚を保っているため、視覚に頼っている人間とは異なり、暗闇でもしっかりと歩くことができるのです。

空気の流れを読む

繰り返しになりますが、猫のヒゲはとにかく繊細かつ高機能なのです。

どれくらいすごいかというと、風で運ばれてくる獲物の動く様子や臭い、耳では感じ取れないほどの微妙な空気の動きを察知することができます。

この空気の流れを読む機能を使い、獲物や食べ物の在りかや動きを把握しています。

場所の幅を測る

猫のヒゲは顔周りに円を描くように丸く生えています。

狭い場所を通るときはそのヒゲをピンと張り、ヒゲが当たらないかを確認します。

こうすることで、身体が通れるか通れないかを判断しています。

感情表現をする

「目は口ほどに物を言う」ということわざがありますが、猫の場合は「ヒゲは口ほどに物を言う」といっても過言ではないほど、ヒゲに感情が現れる動物です。

よく見ると、猫のヒゲはよく動きます。

 

ヒゲが前向きでピンと張っているときは興奮や緊張をしているとき

後ろを向いているときは警戒や恐怖心があるとき

下向きにだらっとしているときはリラックスしていたり眠たいとき

 

その時々の猫の気持ちがヒゲに反映されます。

 

耳も同じように感情表現が豊かですので、猫の気持ちを知りたいときはヒゲと耳を見るのが大切です。

ヒゲはどうする?

このように猫が生活するうえでとても重要な役割を果たしているので、犬のようにトリミングでカットしたりというのはご法度です。

病気やストレスでなければ、猫のヒゲは半年に数本程度のサイクルで抜けるのが一般的とされているので、自然に抜け落ちたヒゲはある意味貴重といえるかもしれません。

 

物珍しさも手伝ってか、昔から猫のヒゲは縁起物として大切にする方も少なくないようですね。

お財布に入れて金運アップ、厄除け、恋愛運、商売繁盛など、とにかく猫のヒゲのご利益はすごいようです。

 

最近は猫のヒゲを保管する専用グッズも販売されていて、人気があるのだとか。


 


猫のヒゲが入ったお守りを手作りするというのも案としては面白そうです。

せっかく見つけたヒゲなので、チャック付きビニール袋でも入れて、とりあえず保管してみようかと思います。

 

ルーニー
あいかわらず下手の物好きだね・・・
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