
我が家ではほこり取りのグッズとして羊毛はたきを愛用しています。
この羊毛はたきを使う理由は、かわいい見た目と機能性。
棚の上や細かい所にもスッと入ってほこりを取ってくれる優れものです。
しかし、この羊毛はたきにも欠点があります。
それは、高い所のほこりは取りづらいこと。
手の届く範囲のほこりはお任せという感じなのですが、天井、高い壁の部分などの掃除にはあまり使い勝手がよくありません。
そうこうしているうちにほこりも溜まり、これはどげんかせんといかんと思い、掃除機で吸い取ることを試みましたが、これはツラい作業でした。
掃除機本体を持つのは重いし、ホースのノズルの先を思うように扱えずほこりの吸い取りがイマイチ。
そこで、掃除機作戦はあきらめ、掃除の原点回帰をしようではないかということで、以前から興味があった、昔ながらのはたきを導入することにしました。
しかし、ケチな私はすぐには買いません。
とりあえず、家にあるもので作ってみることにします。
目次
はたきの作り方
①適当な布3cm×50cmを12本用意します。
今回は、以前にモンペを作ったときに余ったダブルガーゼを使用しました。
はぎれなので、形も不揃いですが、家庭用のはたきなのでそれも良しとします。
②布を放射状に並べます。
③放射状に並べた布の中心に、柄になる棒を垂直に立てます。
今回使った棒は、庭木を手入れした際に捨てそびれていたキンモクセイの枝です。
緑豊かな場所を散歩をしたときに、気に入った枝でも拾っておくと使い出がありそうですね。
④棒の先を包むようにしながら布を半分に折り、棒先を輪ゴムでしっかりと留める。
輪ゴムは2~3個使い、しっかりと留めることが大切です。
⑤棒の上下をひっくり返して、布の根元を紐でしばる。
今回は、何かを買ったときにタグについていた紐のような布を巻きました。
一般的には麻紐なんかが良いみたいです。
⑥持ち手の部分に紐を巻き付けて輪を作り、ひっかけられるようにします。
<材料>
・適当な布3cm×50cm
・棒
・輪ゴム
・紐
家にある材料で、15分くらいで作ることができました。
早速使ってみたが、問題発生
何ということでしょう。
気分よく使ってみたら、10 分もしないうちに布が取れました。
輪ゴムと紐は、かなりぎっちりと留めることが必要そうです。
しかし、手作りなのであっという間に直せるのもいいところ。
気を取り直して、棒に取り付けましょう。
作り方をググってみると、棒の先端に穴をあけたり、ボンドで布を留める方法もあるようですが、面倒くさいので取れたらまた付け直すという方針でとりあえずいこうと思います。
さらに、悩ましい問題として、布から糸くずがかなり出てきます。
今回使ったのは、ダブルガーゼを切りっぱなしにした布です。
布の端を処理したりすればいいのでしょうが、我が家にミシンはありませんし、面倒くさいことはしたくありません。
ナイロンなどの化繊だったらこれほどは糸くずがでないのでしょうか。
これは研究の継続が必要です。
その後・・・
はたきをバタバタすると、怖いくらいにほこりが落ちてきます。
今までこんな部屋にいたのかと思うとぞっとしますね。
しかも、キンモクセイの枝は重いのか、はたきを振っていると地味に腕が疲れてきます。
掃除のついでに、二の腕の振袖がなくなるといいのですが…。
気に入る枝でもあれば、棒の取り換えもしてみたいです。
自分が糸くずが出るという欠点がありますが、気に入っている布の余りを使っているので、使っていないときも見ていていい気分がします。
他の掃除道具に交じっていても違和感がないと感じるのは、ひいき目でしょうか…。
はたき作りは面白いです
機会があれば、布を変えてまたチャレンジしてみたいと思います